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2008年03月23日

アーサー・C・クラーク

90歳で亡くなったと、友人のブログで知った。

アーサー・C・クラーク、SF作家であり科学者であった人。

彼を知ったのは 映画 「2001年宇宙の旅」を子供の時に観たから。
朝、映画館に入って、驚いて、続けて観て(入れ替えじゃなかったからネ)
家にどう帰ったのか記憶がなくて、映画のシーンを鮮明に覚えていて、
HAL9000の声(?)が耳から離れなくて・・・・・。
Dave,stop.
Stop will you?

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私にとってこの映画は、衝撃と言って良いくらい 印象深い映画なので、
当然、原作は誰なんだろうと、アーサー・C・クラークを知ったわけです。

後に、このキューブリック作の映画を原作者であるアーサー・C・クラークは
気に入らなかったと聞いて、また驚いた。
あまりにキューブリックだったからだろうか?
(余談だけれど、この映画制作に手塚治虫氏が招かれたのだけれど、
仕事と会社の関係で断るしかなく非常に残念に思ったそうだ。)

その後の続編である『2010年宇宙の旅』だったか・・・・、
そちらには制作時、原作者としてしっかり関わったらしく
満足しているとDVDのおまけインタビューで語っているのを観た。

私は映画的には、前者の方が絶対優れていると思っている。
2010年・・・は、どうってことない普通のSF映画に思えたから。
(小説はおもしろかった)
キューブリックの映画は将来実現されるであろう宇宙旅行ってものが、
どんなものなのか・・・、宇宙空間っていうのはどんなものなのかってことを、
淡々と知らせてくれた。
人工頭脳を持ったコンピュータってものには、どんな可能性があり、
どんな不安があるかってこともだ。
だから、科学者でもあるアーサー・C・クラークが前者を気に入らなかったというのが、
どう考えても不思議でならない。


とは言え、その後、宇宙エレベーターという発想で発表された新作を読みたくて
プレイボーイ誌を買ったりしたくらい好きだったし、
その発想と理屈には到底ついていけなくて、理解不能な部分だらけだったにしても
いろいろな意味で、なんだかわくわくさせてくれた作家だった。

SF小説は以前ほど読まなくなったけれど、アーサー・C・クラーク氏には感謝している。
気に入らなかったらしい彼原作の映画は、その後の私の感性に随分大きな影響が
あったと思っているし、小説自体はいつもわくわくして読ませてもらった。

ご冥福を祈ります。


-HAL9000--------------------------------------------------------------
Dave, stop.
Stop will you? Stop,
Dave. Will you stop,
Dave?
Stop, Dave.
I'm afraid. I'm afraid, Dave.
Dave, my mind is going.
I can feel it. I can feel it.
My mind is going.
There is no question about it.
I can feel it. I can feel it. I can feel it.
I'm a-fraid. . . .
Good afternoon, I am a HAL 9000 computer.
I became operational at the HAL Plant in Urbana,
Illinois, on the 12th of January 1992.
My instructor was Mr. Langley, and he taught me to sing a song.
If you'd like to hear it, I could sing it for you. . . .
It's called 'Daisy.'
Dai-sy, Dai-sy, give me your answer true.
I'm half cra-zy o-ver the love of you.
It won't be a sty-lish mar-riage. I can't afford a car-riage ..........

by hatena_graphica : 01:45 | comment(0) | trackback

2007年01月26日

金の夜と銀の夜

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by hatena_graphica : 02:11 | comment(0) | trackback

2006年09月22日

祈りの海

グレッグ・イーガン 「祈りの海」という短編集を読んでみたのよ^^。

Greg Egan's Home Page

この頃、毎日のように地下鉄に乗っているから、
その間は読書タイムになっているわけ。
良いですよ。

最初の「貸金庫」という短編、これでぶっ飛びました。
今まで読んだSFの中にこんなプロットというか、
アイディアというか・・・なかったなぁ・・・。
とにかく初めての内容だったから、
衝撃的でした。

あまりにも切なく悲しい。
あまりにも酷な物語。
この一遍だけだと
テーマはアイデンティティで、SFという衣を
纏っているだけという印象があります。
「しあわせの理由」と
いう短編集も読んでみました。
宗教などもテーマにしていて、扱い方が
興味深くおもしろい。
そして、「ボーダーガード」という作品、これまたすごい。
「肉体を持たない」ことで、いったい何が起こり、
何が起こらないのか・・・・。

量子力学だのなんだのと、単語が難しくて わけわからないので、
読み進むのが時折大変でございましたが、
でも、ゆっくり読んでいくと、その背景や設定が、
非常に不思議でおもしろい。
不思議と言っても、私にとっては印象が不思議なのであって
ファンタジーの不思議さとは全然違う、やはりサイエンスフィクションで、
科学的な裏付けとしての設定があるのです。
いつか来る未来の話しかも知れず・・・
そういった想像力をかきたてられてしまうですね。
ただね、彼の作品は読めば読むほど切なく悲しい気分にもなってしまう。

短編集2冊を経て、
「とても難しい」及び「切ない」
なんだけど・・・と思いつつ、
ついに長編も読んでみました。
邦題「宇宙消失」・・・・・・・
このタイトルはかえって古めかしい感じがしてしまって、
こんなにすごいアイディアが詰まっている本とは
思えず、読もうかどうかと結構迷いました。
つまらなそうなタイトルじゃない?(笑
原題のままで良いように思えたです。

原題「Quarantine」
「検疫」「隔離」「孤立させる」
どの意味かはわからないけど、宇宙消失よりは
イメージが深くなりますわ。^^
これも難しい部分が沢山あるから、
後戻りしつつも、先がしりたくて一気に読んで
しまいました。後でまた読み直してみようとも思います。

ここしばらく本と言えばマニュアルばかりだったので、
こんなにめいっぱい想像力を刺激された本は久しぶり。

そうそう、「ボーダーガード」の中の
「肉体を持っている。」ことで、起こるさまざなことが
「持たない」ことにより、どうなるのか・・・
この一節で
ブラッドベリの「刺青の男」の中の「火の玉」を
思い出し、古い本を引っ張り出して読み返していたりもします。

by hatena_graphica : 23:43 | comment(0) | trackback

2006年07月13日

夜の窓


飛行機に乗っていたときのことです。

0713-2.jpg

ふと見ると、白い月が光っています。
それはあたかも雲海にひっそりと
置いてあるように見えました。

白く光る月と雲の接するところは
わずかに光って、
まるで影を落としているようでした。

月の影は光でできているのかもしれません。

そのうち、実にゆっくりと月は雲から
垂直に離れ始めました。
そしてまだ雲に近いところに浮いて
静かな影を落としていました。

雲は月を捕らえようとしているのか、
それとも
ただ月にもっと触れていたいのか、
時折、煙のように舞い上がり、
月の皮膚を撫でるのでした。

0713-3.jpg

どれくらい見ていたでしょうか。
その内に飛行機が降下を始めたので、
月は雲の中に見え隠れしながら
いずれ、暗い夜の闇につつまれて
すっかり見えなくなりました。

飛行機が空港に降り立つと、そこは静かな雨の夜でした。

by hatena_graphica : 14:16 | comment(0) | trackback

2005年08月28日

積み荷のない船

ケーブルテレビで「劇的紀行深夜特急」が
放映されていて、
つい観てしまいました。

で、観ていて思いだしたのが
このテーマ曲がとても好きで
一度 曲だけで 聴いてみたいと思っていたこと。
それで CDを探し、ゆっくり聴いてみました。

井上陽水
「積み荷のない船」
----------------------------

積み荷もなく行くあの船は
海に沈む途中

港に住む人々に
深い夜を思わせ

間に合えば、
夏の夜の最後に
遅れたら
昨日までの思い出に

魚の目で見る星空は
窓に丸い形

旅行き交う人々が
時をラクに過ごすため

さよならは雨の歌になるから

気をつけて
夢と夢が重なるまで

------------------------
このシュールな詩!
ひとつひとつ、単語が耳に入ってくるたび
想像力全開です
そして この編曲がまた たまらなくかっこいい。


苦手なので、滅多に歌詞のついた曲は聴きませんが
これは別物です。

新しくはないけれど、今 よく聴いているのは
RoniSize

L.T.J.Bukem
どちらも「かっこいい」って感じ。

で、かっこいいDrum'nBass の 合間に 時折
井上陽水 「積み荷のない船」を 聴いたりしてます。
脈絡はなさそうですが、実にかっこいい!という点では
共通なのです。

by hatena_graphica : 06:34 | comment(0) | trackback

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